池上彰さん、「月9」でレギュラー復帰
柔和な笑顔にするどいナイフと毒舌を隠し持っている池上さんが大好きなので、これは本当にうれしいニュースです。
そして、東工大というもろ理系大学の教授として「リベラルアーツ」を教えているということがこの人の才能豊かなことをあらわしていると思うのです。
リベラルアーツは、スティーブ・ジョブズも我々Appleの立ち位置としてプレゼンテーションでも使った言葉でした。
TVタックルは深夜枠へ移動だそうです。
ジャーナリスト池上彰氏(63)が、4月スタートのテレビ朝日系「ここがポイント!池上彰解説塾(仮)」(月曜午後9時)で3年ぶりに冠番組を持つ。ニュース解説番組でのレギュラー復帰に「日々いろいろなニュースがあり、とにかくすぐに解説したいという思いがあったが、レギュラーがないとできない」と意気込んでいる。
私も社会科学系の科目を担当します。大岡山のキャンパスで、学生諸君や同僚たちとの議論を通じて、リベラルアーツの現代的役割を探っていければと願っています。
この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう 池上彰教授の東工大講義
- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/11/15
- メディア: 単行本
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「頭はいいけど『世間』に弱い」「『経済にうとくて』と言い放つ某首相を輩出した」 と東工大生を笑わせつつ、ものづくり日本の最先端を担っていく彼らに「教養という名の世界地図」をわたして、世間の歩き方を教えます。
「悪い会社・優れた経営者の見分け方」から「領土問題や反日運動にどう対処すべき?」「年金には入ったほうがいいのか?」まで。「なぜ優秀な理系学生がオウム真理教に?」という宗教問題、「君ならサムスンに移籍するか?」という学生との白熱討論も収録しました。
「日経新聞」連載でも人気、ビジネスパーソン、学生から大反響です!
目次
1 実は原爆を開発していた日本
2 世界地図から見える領土の本音
3 日本国憲法は改正すべきか?
4 紙切れを「お金」に変える力とは
5 悪い会社、優れた経営者の見分け方
6 経済学は人を幸せにできるか
7 リーマン・ショックとは何だったのか?
8 君は年金に入るべきか
9 視聴者が変える21世紀のテレビ
10 オウム真理教に理系大学生がはまったわけ
11 「アラブの春」は本当に来たのか?
12 大統領選でわかる合衆国の成り立ち
13 なぜ「反日」運動が起きるのか
14 “金王朝”独裁三代目はどこへ行く
15 君が日本の技術者ならサムスンに遺跡しますか?